chapter 07

シカゴ名物ディープディッシュピザ

シカゴピザと言えば多くの人がその名前をあげるのが、「ディープディッシュスタイル・ピザ」です。ずいぶんと以前よりディープディッシュ・ピザがシカゴで食べられるピザの代名詞のようになっていますが、これは、テキサス生まれの“アイク・シークウェル”が1943年にシカゴの街角に「ウノ」というピザレストランを出し、そこで考案された全く新しいスタイルのピザを起源としています。もちろんそれ以前のシカゴでは、イタリア移民によるオーセンティックなピザがすべてでした。
まるでフルーツパイのような高さをもった生地に、オーセンティックなイタリアンピザの材料と、たっぷりのチーズを詰め込んで深めの鉄の器に入れ、1時間以上オーブンで焼き上げたそのピザは評判を呼び、その後、熱心なお客さんたちの要望に応えて、いろいろなトッピング(パイの中身)も考えられ、メニューに載るようになりました。
元々ピザ好きで知られるアメリカの人々は、州外からもその評判を聞きつけ、わざわざ車で数時間かけて食べに来るファンも出てくるようになり、シカゴ名物として広く知られることとなりました。
現在も同じ場所にある本店の他に「ドゥエ」という2号店を始め、アメリカ全土に140ものチェーン店があるようです。
また今では、ウノの他にもいくつかのピザレストランや、イタリアンレストランで、それぞれ独自のスタイルのディープディッシュピザをメインメニューにしているようです。

日本のシカゴピザはもちろん「ウノ」とは関係がありませんが、2006年には同じスタイルのディープディッシュスタイル・ピザを、日本人の食べやすいように改良して、販売しています。(現在では販売をしておりません)

深めの鉄のパンに入れられたままサーブされる
具だくさんのディープディッシュ・ピザ

イーストオハイオの1号店の前の通りには
創業者の名前がつけられている。

店内は時間をかけてこのボリュームある
ピザを楽しむ客であふれている。

50周年を祝うポスター。ディープディッシュならではのアイディア。

ディープディッシュを売りにしている他のレストランたち。

我がシカゴピザも、かなり本格的なディープディッシュピザを販売したことがある。オイリーで重い生地だけは、食べやすく改良しての登場だった。